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ハノイ市保健局によると、2017年年初から5月15日までの期間における同市のデング熱感染者数は前年同期の2倍にあたる669人に上るという。
デング熱の感染が確認されているのは、市内29区・郡のうち26区・郡。感染者数が前年同期に比べて増えたのは、◇ドンダー区、◇ハイバーチュン区、◇ホアンマイ区、◇タインスアン区、◇タインチー区、◇タインオアイ区、◇ハドン区、◇カウザイ区などの19区・郡。中でもドンダー区が前年同期の3倍に相当する165人と最も多い。
同局のホアン・ドゥック・ハイン副局長は、同市でデング熱の感染者数が急増している原因として、雨季のデング熱シーズンに入ったことに加え、デング熱を媒介する蚊や蚊の幼虫(ボウフラ)の駆除を実施した世帯の割合が低いことなどを指摘している。