(C) sggp |
北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ遺跡保存センター傘下のフエ宮廷骨董博物館で2月27日、日越の交易の歴史を紹介する「歴史における日越交易展(Giao thuong Nhat - Viet trong lich su)」が開幕した。期間は5月5日まで。
同展では、17~18世紀における日本の肥前陶磁や銅鏡のほか、かつて日本人商人がベトナムから日本に持ち帰って売っていた香木やサイの角、チューダウ陶磁なども展示される。更に、17世紀初頭に阮(グエン)朝(1802~1945年)と日本政府の間で交わされた文書や、日越商人の間の商品売買契約書なども見所だ。
同展は、フエ遺跡保存センターとベトナム国家歴史博物館の共催によるもので、天皇、皇后両陛下のベトナムご訪問に合わせての開催となっている。天皇、皇后両陛下は3日から5日にかけて同省に滞在する。