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ホーチミン市1区ファングーラオ街区当局は18日朝、ファングーラオ通り、ブイビエン通り、ドークアンダウ通り、9月23日公園周辺などのバックパッカーエリアで、歩道占拠物の一斉撤去を実施した。
同街区の都市秩序管理部隊と警察が同エリアで歩道を占拠する物品を撤去し、歩道にせり出した建造物の取り壊しを行ったほか、道路を違法に駐輪場として使用していた飲食店に対し、行政処分として500万VND(約2万4900円)の罰金を科した。また、歩道に散乱したゴミについては、近隣の家主に自己解決するよう指導した。
バックパッカーエリアでは、点在するツアー会社が規定時間を超えて観光客を車両から乗降車させていることや、外国人観光客や出稼ぎで滞在するベトナム人で常に混雑していることが、歩道に係る違反行為の取り締まりを困難にしている。
このほか、同街区によると同エリアでは貧困者や麻薬密売から更生した人などが路上で露天商などをして生計を立てていることが多いという。そのため、当局は彼らの生活や地域の治安に影響が出ないように、彼らのサポートを優先的に行っているという。