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ホーチミン市教育訓練局のグエン・バン・ヒエウ副局長は31日、学校での補習クラスの開講を禁止するという同市人民委員会の指示を厳格に実施するとし、違反した教員は解雇される可能性があることを明らかにした。管理者として校長も処分を受けることになる。
教育訓練局のレ・ホン・ソン局長によると、補習クラスは学校が実施する場合と外部の教育センターなどに教室を貸して実施する場合があったが、学校内での実施が禁止されたため、教室を貸すことも禁止したという。ただソン局長は、突然の禁止には反対意見もあるため、日程表に沿った禁止規定の実施を市の指導者に提案する考えを示した。
高校の幹部職員らは、学校での補習クラス禁止は急すぎて生徒や保護者を困らせることになると話す。市郊外の郡部には補習塾がなく、市中心部まで通うのは非行など別の問題を引き起こす恐れもあると指摘する。
教育訓練局の統計によると、市内の小学校から高校までの生徒のおよそ3分の1が補習を受けている。小学生10万人、中高生19万人が学校内の補習クラスに参加、3万人が学校外の施設に通っている。