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ホーチミン市5区警察は3月30日、「自転車警ら隊」を発足し、活動を開始した。これに伴い、同区の10の街区の警察に対して、パトロール専用自転車110台が引き渡された。ホーチミン市での「自転車警ら隊」発足は、今回が初めて。
これは、住民らの警察官に対するイメージ向上を目的としたもの。警察は、自転車に乗ることで細い路地裏などのパトロールが可能となり、住民への声掛けもしやすくなる。また、燃費節約と環境保護にも繋がると期待されている。
警察が自転車でパトロールするという活動は、ハノイ市や北中部地方タインホア省、同ゲアン省、同トゥアティエン・フエ省、南中部沿岸地方ダナン市、メコンデルタ地方カントー市などでも既に開始されており、全国で広まりつつある。
しかし、「自転車警ら隊」は広範囲のパトロールに向かない上、スピードが出ずパトロールに時間がかかることから、活動を停止している地域も少なくないようだ。