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ベトナムの現行規定では、一部の特例を除いて爆竹や花火の製造・販売・所持・使用は一切禁止されているが、テト(旧正月)に全国の多くの地方で爆竹が鳴らされたり花火が打ち上げられたりした。保健省によると、爆竹が原因で96人が負傷したという。
北中部地方ゲアン省では特に違反が多く発見され、同省を通過する国道に爆竹の残骸が散乱していた。使われた爆竹は、中国やラオスからの密輸品と見られている。同省ジエンチャウ郡に住むHさんは、「経済的に余裕があるわけではないが、隣人も爆竹を鳴らしていたので自分も100万VND(約5200円)で買って鳴らした」と語った。
同省は、爆竹の製造・販売・所持・使用が最も横行している地方の一つとして知られている。2015年9月末から2016年1月末までの4か月間に203件の違反が発見され、2.6tもの爆竹・花火が没収されている。
ジエンチャウ郡では、爆竹使用の防止に向けて、2013年から婚姻届を提出する際、結婚式で爆竹を鳴らさない約束をすると共に、200万VND(約1万0300円)を当局に預け入れなければならないことになっている。
ベトナムでは、中国の影響から、結婚式やテトなどの祝い事の際に除霊または幸運を呼び込む目的で爆竹を鳴らしていたが、故ボー・バン・キエット首相の決定により1994年から爆竹・花火の製造・販売・所持・使用が禁止されている。