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ハノイ市警察交通警察部(PC67)は2月1日から、交通違反を犯した歩行者やバイクの取り締まりを強化する。
PC67によると、歩行者による◇規定された場所以外での道路横断、◇中央分離柵の乗り越え、◇高速道路への進入や、バイクによる◇一方通行道路の逆走、◇通行禁止道路への進入、◇信号無視、◇乗車手員を超えた人数での走行などの違反行為で、交通事故や渋滞が引き起こされているという。
統計によると、2015年にハノイ市で起きた交通事故は1696件。このうち歩行者が関連した事故は112件で、歩行者が原因の事故は33件だった。バイク関連事故は1008件で、バイクが原因の事故は916件で全体の54%を占めた。
PC67は2月1日から、交通信号機のある主な交差点、横断歩道や歩道橋のある交差点、歩行者の通行が禁止されている道路などで歩行者を、主な交差点や一方通行道路などでバイクを集中的に取り締まることにしている。
交通違反者に対しては、政令171/2003/ND-CPに基づき違反の内容や程度に応じて罰金を科す。罰金額は、歩行者が5万~12万VND(約267~642円)、バイク運転手が10万~40万VND(約535~2140円)。