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ベトナムは「VNREDSat−2」など3機の地球観測衛星の打ち上げを準備中だ。ベトナム科学技術研究所(VAST)と情報通信省無線周波数管理局が12日、協力文書に調印した際に明らかにされた。
現在ベトナムは、通信衛星2機と地球観測衛星1機を運用している。最初の通信衛星「VINASAT−1」は2008年にベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)によって、2機目の通信衛星「VINASAT−2」は2012年に同じくVNPTによって打ち上げられた。
2013年にはVASTが、初めての地球観測衛星「VNREDSat−1」の打ち上げに成功。VASTは引き続き「VNREDSat−2」や「LOTUSat−1」、「LOTUSat−2」の3機の地球観測衛星の打ち上げを計画している。
人工衛星の周波数と軌道を確保するためには、国際調整手続きが必要で、無線周波数管理局との協力が不可欠となる。同局のドアン・クアン・ホアン局長によると、現在軌道上で稼働している人工衛星の数は約1200機あり、うち約1100機が地球観測衛星、約100機が通信衛星だという。