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ホーチミン市タンソンニャット国際空港の国内線ターミナル前の道路は、出発客や到着客を送迎する多くの車が出入りする。4車線が確保されているが、渋滞を避けるために停車時間は3分以内と決められている。しかし赤地ナンバー(軍関係車)と青地ナンバー(公用車)の多くの車がこれを守らず、渋滞が起きている。
到着便が多い時間帯ともなると、赤及び青ナンバーの車数十台が二重、三重駐車して、後ろの車の身動きが取れなくなる。運転手は出迎えのために車を離れているので、クラクションを鳴らしてもどうにもならず、車の移動を呼び掛ける空港アナウンスをしても効果がない。
車から離れようとする運転手に空港係員が注意しても、平然と無視される。係員には処罰する権限がないからだ。こうした状況を受けて、空港はホーチミン市警察に介入を依頼した。
市警察は11月から人民軍など関連機関と協力して、国内線ターミナル前の道路の巡回を開始した。混雑する時間帯の午前10時~14時と16時半~19時半を中心に、3か月間実施する計画だという。