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文化スポーツ観光省傘下の映画局が策定した、映画・ドラマの審査や分類、配給などを規定する通達草案には、「R-18指定の場合、1作品のセックスシーンは3回まで、1回の長さは5秒以内とする」という条項が盛り込まれており、業界関係者から猛反対を受けている。
映画やドラマの監督からは、「5秒という長さは、セックスのみを追及した通俗的なシーンであれば十分だが、芸術的なシーンを作り出すには短すぎる」「国産映画の成長を妨げ、外国映画を有利にするだけ」など、この条項を批判する意見が多く上がっている。
これについて国家映画検閲審議会のブー・スアン・フン会長は、「感情を重視するのが映画の本来の姿で、セックスシーンを定量化することは相応しくないが、何らかの方法で境界を定める必要がある」とコメントした。同草案は、文化スポーツ観光省に上程され、承認されれば導入となる見通しだ。