(C)VOV、認定証を受け取るグエン・ティ・キム・ティエン保健相(左) 写真の拡大. |
保健省は22日、ベトナムのワクチン管理システム(国家検定機関、NRA=National Regulatory Authority)が世界保健機関(WHO)の国際基準を満たしていることを示す認定証の交付式を開催した。
これによりベトナムは、ワクチンに関するWHOの厳しい基準をクリアした世界39番目の国となった。ブー・ドゥック・ダム副首相は「経済社会面でのほとんどの評価基準で世界70~90位に留まるベトナムが、NRA基準の公認国39か国の一つになったことは大きな意義がある」と強調した。
グエン・ティ・キム・ティエン保健相も「NRA基準の公認は、メイド・イン・ベトナムのワクチン輸出に扉を開く前提になる。疫病を予防できるワクチンを域内諸国や世界に供給して貢献したい」と希望を述べた。
WHOの専門家は「ベトナムのワクチン品質管理システム、優秀な科学者達、適切な開発投資戦略をもってすれば、20~30年後には世界で最も多くのワクチンを生産する国の一つになれるだろう」と期待を示した。