(C) vovworld 写真の拡大. |
13日から17日にかけてベトナムを訪問していた世界保健機関(WHO)の専門家らは、5日間の審査を経て、ベトナムのワクチン管理システムがWHOの定める全ての国際基準を満たしていることを承認した。
今回の審査合格により、ベトナムはワクチンに関するWHOの厳しい基準をクリアした世界39番目の国となった。WHOは6月21日にも、審査合格証をベトナム側に発行する予定だ。
合格証が発行されれば、国産ワクチンの世界各国への輸出が可能となるほか、子供の予防接種プログラムを展開する「ワクチンと予防接種のための世界同盟(GAVIアライアンス=The Global Alliance for Vaccines and Immunization) 」に対しても大量のワクチンを提供できるようになり、国内におけるワクチン生産に大きなチャンスをもたらすものと期待されている。