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テト(旧正月)まで1か月を切ったホーチミン市では最近、手頃な値段で、且つ人目に付き、テトの飾りやインテリアに最適だとして、冥金(冥器の一種)で作った仏塔の置物が人気を集めている。
ホーチミン市ではこれまでにも、「金色の米2ドル札」や「四角いスイカ」などがテト向けのユニークな商品として話題になったが、今年の売れ筋商品は、カラフルな冥金で作られた仏塔の置物だという。LEDライトがついており、クリスマスツリーのように点灯させることもできる。
この置物は、三重塔、五重塔、九重塔などの種類があり、塔の高さで値段が違い、三重塔~五重塔が32万~40万ドン(約1780~2220円)、九重塔~十一重塔が50万~100万ドン(約2780~5560円)で販売されている。また店によっては、最も高いもので、十五重塔を120万ドン(約6670円)で売っている。
この置物を作っている人達によると、一つ作るのには2~3時間かかるというが、テトに向けてますます需要が高まっているため、ほぼ休みなしで作り続けているという。