(C) tienphong 左から3番目がクオンさん 写真の拡大. |
ドイツのベルリンで小さな雑貨店を営む越僑のグエン・バン・クオンさんとグエン・ビック・トゥイさん夫妻は、南シナ海のチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)を守っている兵士や隊員の家族を支援しようと、兵士らの子弟に住居を提供することを決めた。
クオンさん夫妻は他の多くの越僑と共に、ベトナムの海を守る漁民らを支援する運動に寄付をしてきたが、更に長期的な貢献をしたいと思ったという。
具体的には、人民軍、海上警察、漁業監視部隊の兵士・隊員の子弟で、ハノイ市で学ぶ大学生に集合住宅5戸を無料で提供し、20人が暮らせるようにする計画で、クオンさんは、新学期が始まったばかりの9月中にベトナムに帰って、彼らを直接迎えるつもりだ。
クオンさんは「兵士らの子弟に対する私達の気持ちは、故郷に対する気持ちと同じです。人それぞれ、祖国への思いを表す方法がありますが、私達は若者達が安心して学ぶことのできる条件作りをしたいと思います」と語った。
ベトナムでは、知り合いのディン・バン・ホンさんが募集作業を行っている。8日までに45人の応募があったという。