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東南部ビンズオン省消防局のダイバーが9日深夜0時ごろ、先日の豪雨により下水溝の激流に飲み込まれて行方不明になっていたラー・バン・ティー君(9歳)の遺体を発見・収容した。
ティー君の遺体は、落下したマンホールから約1km離れた下水溝内の一角で、ショートパンツのみを身に着けた半裸の状態で発見された。ティー君は6日午後17時ごろ、同省トゥアンアン町トゥアンザオ地区にある自宅近くの冠水した道路で友人2人と遊んでいたところ、水圧で蓋が外れたマンホールに落下しそのまま流されて行方不明になっていた。
同省消防局のダイバーが救難活動に当たっていたが、事故発生後も雨が降り続き、下水道に悪臭を放ったごみが詰まっていたため、遺体の発見までに3日もかかったという。
なお、同省当局は同様の悲惨な事故が二度と発生しないよう、関連機関に対してマンホールの蓋の状況を点検するよう促している。