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教育訓練省は18日、各省市の教育訓練局に対し、保護者の要望があり且つ条件の整った幼稚園で、外国語に親しむ活動を試験的に行うことを認める内容の通達を出した。
通達は外国語活動を行える条件として◇活動の要求に応えられる設備が整っていること、◇教員が外国語師範短大卒以上の学歴を持ち、国内の英語検定4級以上を取得していること、◇教員が幼稚園教育の訓練を受けていること、を挙げている。
また、活動の内容は、ゲーム、歌、絵などを使用して外国語と親しむことを主眼とし、幼稚園の教育カリキュラムに影響を及ぼさないよう求めた。さらに活動の内容や使用する教材については、地元の教育訓練局の認可が必要だとしている。
一部の幼稚園では以前から外国語教育が実施されていたが、悪影響を指摘する声が上がり、教育訓練省は今年2月18日、幼稚園での外国語教育を全面的に禁止する通達を出した。しかしこれにも反対意見が多く寄せられ、わずか1か月で今回の方針転換の通達が出された。