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ホーチミン市内の各道路では、電柱で複雑に絡み合う電線をよく見かける。危険な上に都市美観を損ねているこうした状況を改善するため、ホーチミン市電力総公社(HCMPC)は市内の電線地中化計画を進めている。2015年末までに中心部の1区と3区で地中化を完了させる予定だ。5日付ゾアンニャンサイゴン紙(電子版)が報じた。
HCMPC計画課のブイ・チュン・キエン課長によると、1区と3区の地中化が完了すると市内の電線地中化率は中電圧送電線が35%、低電圧送電線が20%となる。
2016~2020年期には多くの区で、中電圧送電線、低電圧送電線、さらに通信ケーブルを同時に地中化する。実施地域はフーニュアン、ビンタイン、タンビン、タンフー、ゴーバップ、ビンタン、4、5、6、7、8、10、11の各区。残りの区と郡では、行政・商業中心地で電線を地中化する。
通信ケーブルの地中化は、2003~2005年にレロイ通り、レズアン通り、グエンフエ通り、ナムキーコイギア通り、グエンバンチョイ通りで試験的に実施されたが、その後ほとんど行われていなかった。今年からは通信会社5社がHCMPCと協力して、電線と通信ケーブルの地中化を同時に進めることになった。