(C)Saigonnews, ニエウロック運河で釣りをする人々 写真の拡大 |
農業農村開発省水産物品質管理局ホーチミン支局のチャン・ディン・ビン支局長はこのほど、ニエウロック運河及びタウフー運河において販売を目的に釣り竿や魚網などを使用して魚を獲る行為を禁止するよう提案した。9日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
水産物品質管理支局の検査結果によると、ニエウロック運河のティゲー橋(1区グエンティミンカイ通り−ビンタイン区ソビエトゲティン通り)~レバンシー橋(3区チャンクオックタオ通り−レバンシー通り)間や、タウフー運河のカインホイ橋(1区トンドゥクタン通り−4区グエンタットタイン通り)とカルメット橋(1区カルメット通り−4区ドアンバンボ通り)間の水質は改善されており、水中に生物が生息するための条件を満たしているという。
この結果を受けて同支局は、運河のこれらの区間に魚を放流するよう関連当局に要請した。また、生態系を壊す原因となるアカミミガメやプレコストムス(ナマズ目の観賞魚)などの外来種を放流しないよう住民に呼びかけている。