(C)thanhnien, ホンバン大学の学費納付の様子 写真の拡大 |
私立大学では現在、2013年9月から適用する学費を発表しているが、多くの大学が値上げとなっており、国際大学の中には年間2億2000万円(約100万円)にもなる大学もある。タインニエン氏(電子版)が報じた。
サイゴン国際大学がこのほど、自校ウェブサイトで来年度の授業料を発表した。それによると、ベトナム語による講義の場合は専攻によって年間4300万~4900万ドン(約20万~23万円)、英語による講義だと1億1000万~1億2000万ドン(約51万~56万円)となっている。英国ベトナム大学では、年間1億7000万~2億2000万ドン(約79万~102万円)、ベトナムRMIT国際大学は年間1億6900万~1億8200万ドン(約79万~85万円)だ。
ローカル系で比較的授業料が高い私立大学の授業料は、◇ホーチミン市経済金融大学:年間約7400万ドン(約34万円)、◇FPT大学:年間約6400万ドン(約30万円)、◇タンタオ大学:6280万ドン(約29万円)となっている。国際大学に比べれば安いが、国立大学の年間授業料500万ドン(約2万3000円)程度と比較するとかなり高い。
さらに、これら授業料には含まれていない費用もある。例えばホーチミン市経済金融大学では英語の講習費として1講座当たり800万ドン(約3万7000円)払わねばならない。同様にFPT大学では1講座あたり900万ドン(約4万2000円)、ベトナムRMIT国際大学では3700万ドン(約17万2000円)もかかる。その他にも設備費や医療費など、様々な費用を支払わねばならない。
また、多くの大学では前年より大幅値上げを発表している。グエンタンタイン大学は前年より+200万ドン(約9300円)値上げして、年間1640万ドン(約7万6000円)になった。同様にホンバン国際大学も+200万ドン値上げの年間1790万ドン(約8万3000円)。多くの大学が数百万ドン(数万円)の値上げを実施しており、6月の入学試験を目指して勉強している受験生たちや家族にとって、頭の痛い問題だ。