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農業農村開発省は、獣医・家畜分野の違反行為に対する罰則を定めた政令草案を発表した。それによると、公共の場所や居住区などで犬を放し飼いにした場合、所有者に30万~50万ドン(約1300~2170円)の罰金が科せられる。21日付VNエクスプレスが報じた。
また、市街地で家畜や家禽を飼育したり家禽の卵を孵化させたりした場合は、100万~200万ドン(約4350~8700円)の罰金が科せられ、その地域から退去するよう義務付けられる。
農業農村開発省獣医局疫病課のバン・ダン・キー課長は、国内で毎年50万人が狂犬病と疑わしい犬に噛まれているとし、国民の生命や財産を守るためにも犬の放し飼いに対する規制は必要だと述べた。
一方家畜類の飼育禁止規定については、飼育農家に対する影響が大きいとして適用範囲の検討を継続する考えを示した。今後、草案に対する意見を広く聴取して検討する。この政令は今年半ばに公布される予定だ。