(C)Bao Moi, 女子生徒のフェイスブックの問題の書き込み 写真の拡大 |
南中部クアンナム省タムキー市のリートゥチョン中学校はこのほど、フェイスブック上で教師の悪口を書き込み、歴史を冒涜したとして、中学3年の女子生徒を1年間の停学処分とした。7日付バオモイが報じた。
この女子生徒は先月、フェイスブック上に、ホー・チ・ミン主席が「自由ほど尊いものはない」と呼びかけた『抗米救国檄文』を真似た文体で、教師に反抗するよう全校生徒に呼びかける投稿を行ったという。
リートゥチョン中学校校長は、女子生徒の行為は教育訓練省の規則に違反しているため、1年間停学の処分を決定したという。女子生徒はフェイスブックに問題の記事を投稿する以前、学校で他の生徒と殴り合いの喧嘩を起こし、3日間の停学処分を受けていた。二度と問題を起こさないと約束して学校に復帰した2日後に、フェイスブックの書き込みを行っていた。
女子生徒は、学校名を変えるなど身元がわからないようにした上で、冗談のつもりで投稿しただけで、歴史を冒涜したり教師に反抗することが目的ではなかったと述べており、大きなショックを受けているようだ。女子生徒の家族は、1年間の停学処分は思春期の中学生には重過ぎると、処分軽減の嘆願書を提出している。