(C)Trần Việt/TTXVN, 密輸鶏肉を破棄 写真の拡大 |
農業農村開発省獣医局のダム・スアン・タイン副局長は、11日に開催された鳥インフルエンザ予防国家指導委員会会合で、「国境を越え密輸された鶏肉(主に中国から)の100%から残留抗生物質が検出されており、その中にはベトナムで使用が禁止されている毒性の高いものが含まれている」と発表した。11日付ザンチー紙(電子版)が報じた。
また、東北部ランソン省の国境を通じて密輸された鶏肉の60%からA型鳥インフルエンザウィルスが検出されており、国内業者への影響が心配されている。密輸業者は当局の検査を免れるために商品を分散させているため、当局の摘発や処分が難しくなっている状況だ。
なお農業農村開発省は、テト(旧正月)に向けて食肉の需要が高まることから、今後さらに鶏肉の密輸が増えていくと見て、国境を経由した密輸入の摘発に更に注力すると共に、国内業者に対する支援を手厚くする方針を明らかにした。