保健省はこのほど、「新興・再興感染症の予防指導委員会」を設立すると発表した。委員長はグエン・ティ・キム・ティエン保健相が務める。6日付ベトナムプラスが報じた。
同委員会では、◇HIV/エイズ、◇新型インフルエンザ、◇重症急性呼吸器症候群(SARS)、◇B型肝炎などの新興・再興感染症の予防および治療を関連省庁と連携して行う。さらに、全国的な感染症流行調査を実施し、予防対策に役立てていく。
ベトナムではこれらの感染症のほか、原因不明の感染症も出現している。今年4月には、南中部クアンガイ省などで原因不明の感染症が流行し、20人近くの死者が出た。