アジア太平洋ロボコン2012(ABUロボコン)が19日、香港の九龍湾国際展貿センターで開催された。ベトナム代表として出場したラックホン大学(東南部ドンナイ省)は、決勝で中国チームに敗れて準優勝となった。20日付VNエクスプレスが報じた。
今大会にはアジア太平洋地域の16か国・地域から17チーム(開催地の香港からは2チーム)が出場した。なお、日本代表として出場した東京大学の「Robo Tech」はタイ代表とともに3位に就けた。
大会は毎年、開催地が作成する競技課題に沿って行われる。今年の競技課題は香港に古くから伝わる平和と繁栄を願うお祭り「平安大吉」。参加チームは3台のロボットを駆使し、フィールドの奥にあるタワーの頂上に置かれたまんじゅうを取る。先にまんじゅうを取り、かごに入れたチームが勝利となる。