商工省は現在、エタノール混合燃料の使用を義務付ける日程案を作成中だ。それによると、エタノール5%混合ガソリン(ガソホールE5)は、2013年12月1日からハノイ市、ホーチミン市、北部ハイフォン市、中部ダナン市、メコンデルタ地方カントー市、南中部クアンガイ省、東南部バリア・ブンタウ省の7省市で、2015年6月1日からは全国で使用が義務化される。16日付ジエンダンゾアンギエップが報じた。
エタノール10%混合ガソリン(ガソホールE10)は、2015年6月1日から7省市で、2016年12月1日から全国で導入される。また、エタノール5%混合ディーゼル(ディーゼルB5)は、2015年7月1日からクアンガイ省とバリア・ブンタウ省を除く5省市で、2017年7月1日からは全国で導入される。
商工省によると、現在13件のエタノール生産工場建設案件が登録されており、これまでに5つの工場が操業を開始している。合計の年産量は4億9000万リットルに上る。ホアン・チュン・ハイ副首相は商工省に対し、関連機関の意見を聴取して、使用義務付け日程を調整するよう指示した。