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資源環境省は近日中に、「環境に優しいレジ袋」の認定基準を規定した通達草案を各省庁や地方政府に送付して意見を聴取し、問題がなければ6月末に通達を公布する予定だ。16日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
草案によると、「環境に優しいレジ袋」は2つの認定基準を満たさなければならない。1つは、厚みが30マイクロメートル(1マイクロメートル=1ミリの1000分の1)以上あり、生産施設がリサイクルに対応できること。もう1つは、生分解性を有し自然環境中で2年以内に分解すること。さらに、一部の重金属の含有量も制限されている。
環境総局は認定基準に適合しているかを判定するため、専門家らをメンバーとする科学評議会を設置する予定だ。ただ、生分解性を分析できる施設が国内に整備されるまでの間、外国の分析機関(例えば米国材料試験協会(ASTM)など)の分析結果を受け入れるとしている。レジ袋の生産業者は製品サンプルをこれらの機関に送付して分析を受ける必要がある。