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コカコーラ・ベトナム社の生産した清涼飲料水に異物が混入していたのを発見した消費者がこのほど、同社を相手取って訴訟を起こした。15日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
ハノイ市在住のグエン・ティ・ビン・ミンさんは2011年10月5日に、同社の瓶入り清涼飲料水「スプラッシュ」(消費期限:2011年12月29日)を購入後、栓を抜いていない瓶の中にガラスの破片を含む異物があるのを発見した。そのため、法律事務所のユーミー社に問題の解決を依頼した。
ユーミー社はコカコーラ社と4か月にわたって交渉を続けたが意見の一致をみなかったとして、2012年1月12日にハノイ市トゥーリエム郡人民裁判所に提訴、同裁判所は2月23日にこれを受理した。同社はコカコーラ社に対し、スプラッシュ1本分相当額の返金、同社の欠陥製品の検査に関する費用負担、異物混入の原因についての文書による明確な説明、ミンさんと消費者への謝罪広告の掲載を要求している。