労働者が偽造した病名診断書を使用して、有給休暇を取ったり、社会保険庁から保険料を不当受給したりする事件が全国で相次いでいる。5日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
東南部ビンズオン省のホアンハオ総合病院と第4軍隊病院はこのほど、同省にある複数の企業から診断書の鑑定を依頼され、その多くが偽造したものだったことを明らかにした。ホアンハオ総合病院は、病院の近くにある喫茶店で偽造診断書を販売しているという情報を得て、実際に偽造診断書が取引されている事実を確認し、警察に届け出た。
第4軍隊病院のブー・バン・キエム医師は、偽造診断書の使用は病院の信頼を侵害し、企業各社や社会保険庁に多大な損害を与えるため、偽造診断書の作成者と使用者を厳しく罰する制度が必要だと述べた。