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国際生産性本部(IQPC)がこのほど発表したレポート「アジアの道路交通の展望 2012」は、2012年のアジアでの交通インフラ整備について、ベトナム、中国、インドが大きな発展を遂げるとの見方を示している。20日付ベトナムプラスが報じた。
このレポートは、経済成長率、近代化・都市化の傾向、国内投資及び外国投資などのデータに基くもの。レポートは、多くの発展途上国で交通インフラへの投資が滞っているのは、官僚制と行政による干渉がネックとなって総費用を押し上げ、案件の進展を遅らせているため、と指摘している。
ただ、こうした状況の中でも発展した地域と僻地を結ぶ道路網の建設は引き続き促進されるとし、特にベトナム、中国、インドでの長期案件でそれが示されるだろうと予測している。これには、東南アジア諸国と中国、中央アジアの一部の国を結ぶアジアハイウェイの道路網拡充も含まれる。