ホーチミン市労働傷病兵社会局は17日、「2011年~2015年までの同市の物乞い・ホームレス一掃計画」について関連当局に意見聴取を行った。18日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
計画によると、実施は2段階に分けられる。第1段階(2011年~2013年)では、1区、3区、4区、5区、6区、10区、フーニュアン区、ビンタイン区、タンビン区の中心部で立退き作業を展開。▽第2段階(2014年~2015年)では、同市全域から物乞い・ホームレスを一掃する計画。
この計画を実施するため、同局は物乞い・ホームレス用の宿泊施設を増設すると同時に、教育・職業訓練を施す計画を進めている。同局では以前より、各省・地方から流れてきた物乞い・ホームレスを市内から一掃する策を講じており、当該省・地方と協力して、地元で社会復帰させる方針だ。