ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)はこのほど、同市内の工業団地及び輸出加工区で活動する企業に対し、2011年内に排気ガス処理設備の導入を義務付けることを明らかにした。26日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
当該企業193社のうち、既に排気ガス処理設備が設置されている企業は144社に留まており、設置済みの設備も環境基準を満たしていないものも多いという。
2010年、HEPZAは環境保全規定を違反した企業50社に対し総額4億ドン(約161万円)の罰金を科した、罰則が軽いことから規則の効力がないことが問題視されている。