国連児童基金(ユニセフ)はハノイ市で30日に開催された「農村環境衛生・安全な水源親善大使」任命式で、ユニセフのロッタ・シルワンダー代表は、ベトナムでは年間2万人以上が安全でない水源の使用や不衛生な生活環境による病気で死亡していると明かした。死因の50%は下痢で、その大半は子供である。11月30日付けVNエクスプレスが報じた。
ベトナム農村環境衛生・安全な水プログラムの関連当局の報告によると、2010年末までに農村人口の約83~85%が安全な水源を使用できるようになり、農村における世帯の60%にトイレが設置される見通し。