情報通信省はこのほど、携帯電話サービス会社の個人情報登録状況を検査した結果、プリペイド携帯利用者の管理についてまだ多くの問題があることを明らかにした。今回検査が行われたのは、ビナフォン、モビフォン、ベトテル、ビーライン、ベトナモバイルの5社。
検査の結果、個人情報が登録され統計上は販売済みとされる未使用SIMカードが、実際は多くの代理店に存在し、その合計数が700万枚に上ることが分かったという。情報通信省は収集したこれらの個人情報データを警察当局に提供し、IDカードの内容と照らし合わせることにしている。誤った個人情報を登録したり偽造IDカードを使用したりした利用者は規定に従って処分されることになる。
統計上は現在全国で合計約1億3000万人の携帯電話利用者がいるとされるが、実際の利用者数は把握されていない。