ハノイ市環境衛生・安全な水センターは10月24日、同市郊外のソクソン郡・チュオンミー郡・フースエン郡に新たに4カ所の廃棄物処理施設を建設する計画を発表した。これらの郡ではごみ埋め立て地も整備される予定だ。
同市資源環境局の統計によると、同市で発生するごみの量は1日当たり平均5500トン。しかしごみ埋め立て地や廃棄物処理施設のない地区が70%近くを占めているという。
同市人口・教育委員会のライ・ホン・カイン委員長は「市関連当局は、ごみ埋め立て地と廃棄物処理施設の建設に加え、所定地域外でのごみ投棄に対し厳罰を適用することが必要との考えで一致している」と述べた。同市では現在、所定地域外へのごみ投棄が発覚した場合には10万~30万ドン(約500~1500円)、移動中のごみ投棄には500万~1000万ドン(約2万5000~5万1000円)の罰金を科している。