ホーチミン市人民検察院は5月28日、ホーチミン市内の家庭用デジタル電気メーター汚職事件(*関連ニュース参照)で、同市電力公社のレ・ミン・ホアン元社長に対し禁固5−6年を求刑した。この事件は同市電力公社の当時のトップが指揮して行った組織ぐるみの犯行で、ホアン被告を含む17人が偽造品の生産・売買の罪で起訴されている。
ホアン被告は2004年、同市内で設置する家庭用電気メーターについて、リンクトン・シンガポール社製を購入したように見せかけ、実際には中国から安価な部品を輸入しベトナムで組み立てたものを設置し、購入代金の差額を着服していた。