17日に米国から韓国経由でホーチミン市に向かう予定だったベトナム系米国人女性(22歳)が新型インフルエンザ(A/H1N1型)に感染していたことが韓国で判明したことを受け、保健省は20日、この女性と同じ飛行機に搭乗しベトナムに入国した濃厚接触者5人の健康観察を行うよう各地方の保健局に指示した。
5人の身元は判明しており、それぞれ▽南中部フーイエン省▽メコンデルタ地方ビンロン省▽東南部バリア・ブンタウ省▽中部ダナン市▽ホーチミン市−に滞在中。このうち、ホーチミン市に滞在中の韓国人は自ら病院で検査を受けた結果、新型インフルエンザに感染していないことが分かっている。