保健省は8日中央結核病院に対し、同病院の未処理の医療廃棄物を廃棄物担当職員が外部に売却していた事件について報告するよう求めた。この事件は地元警察が6日夜、廃物売買業者のグエン・ティ・ホム(58歳)が同病院の医療廃棄物を持ち出そうとしていたのを発見したことから発覚、売却側の病院職員レ・スアン・ヒエン(58歳)も警察に拘束された。
同病院のグエン・チー・ラン副院長によると、同病院では毎日約20キログラムの医療廃棄物が生じ、焼却処分することになっているという。ラン副院長は、廃棄物を外部に売却するよう病院として指示したことはないと明言した。事件発覚後、同病院はヒエン職員を解雇している。