1日午前、航空燃料の契約のトラブルからパシフィック航空のすべての国内線の出発が2~3時間遅れる事態となった。国内の空港で独占的に燃料供給を請け負っている航空燃料社(ビナプコ)は3月20日、4月1日から燃料注入手数料を値上げするとパシフィック航空に通知、その後交渉が行われたが結局両者は合意に達せず、ビナプコは1日朝から燃料の供給を停止してしまった。
パシフィック航空は1日朝、首相府、交通運輸省、航空局などに介入を要請、グエン・シン・フン副首相らがビナプコに対し燃料供給を続けるよう指示して、パシ機は運航が可能になった。しかし、ビナプコ側は燃料供給は2日間だけの措置としている。