国連人口基金(UNFPA)ベトナム事務所はこのほど、ベトナムの人口の都市集中化は急速に進んでおり、都市人口比率が現在の27%から2020年には45%(4600万人)に増加するとの予測を明らかにした。
UNFPAによると、ベトナムにおける人口の都市集中化は農村部から都市部への人の移動によるもので、都市部でより高い現金収入を得ることにより生活水準を向上させる可能性があるという。また、農村部に比べて都市部は女性の社会参画機会が多いことや医療が充実していることなどの点で優れた面があり、都市化の進行は男女平等社会実現の助けになると分析している。