2006年10月8日のハノイ発ホーチミン市行きベトナム航空VN783便が離陸する直前、飛行機内に手投げ弾を持ち込んだと「冗談」を飛ばし、この便がキャンセルとなる事態を引き起こしたラム・タン・ガン被告(39歳)に対する判決が出された。
ハノイ市人民裁判所は16日、ガン被告に対し、ベトナム航空に対する賠償金3億900万ドン(約220万円)の支払い、訴訟費用1800万ドン(約13万円)の支払いを命じるとともに、空路往来妨害罪で執行猶予付きの12カ月の懲役刑を言い渡した。ガン被告は裁判所の決定をすべて受け入れている。
なお、ガン被告と同じように飛行機内に爆弾を持ち込んだと発言し混乱を招いた別の2人の被告の裁判が今後開かれる予定となっている。