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- サッカーボールが股間直撃で精巣破裂
- 医師による迅速な処置で患者の精巣保護
- スポーツ時に精巣は脆弱な器官と医師指摘
ハノイ市ドンアイン病院は21日、友人グループでサッカーをしているときに下腹部を負傷した少年(15歳)を受け入れて緊急手術を行ったと発表した。
これに先立つ19日、友人らでサッカーをしていた少年は不運にも、友人が蹴ったボールが股間を直撃。下腹部に激しい痛みを訴えて病院に緊急搬送された。検査の結果、右精巣破裂と診断され、患者と相談した上で緊急手術となった。
医師は1時間余りの手術で、壊死した組織と血腫を除去し、白膜を縫合した上で陰嚢に戻して固定した。医師によると、搬送が早かったため、患者の精巣は無事保護され、生殖機能への影響も最小限に抑えられたとのこと。
医師は、サッカーや格闘技、サイクリングなどのスポーツを行う際、精巣は非常に脆弱な器官であると指摘。精巣に外傷を負った場合、迅速に処置しないと壊死や精巣委縮に繋がるため、もし子供が下腹部を負傷したら、すぐに専門の医療機関で検査を受けるよう呼びかけた。