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韓国の4人組ガールズグループであるBLACKPINK(ブラックピンク)のワールドツアー「WORLD TOUR [BORN PINK]」のベトナム公演は大変な盛り上がりを見せてコンサートは大成功に終わったが、イベント後の会場とその周辺には、おびただしい量のゴミが散乱していた。
公演は7月29日(土)と30日(日)の2日間に、ハノイ市ナムトゥーリエム区のミーディン国立競技場で行われた。今回の公演は、ベトナムでこれまで行われた国際的なアーティストによる公演の中で規模が最も大きかったとされる。
2日間の公演で約6万7000人ものファンが4人のステージに熱狂。チケットが入手できず、入場できなかった多くのファンが競技場周辺に集まって声援を送る光景も見られた。
関係者によると、ミーディン国立競技場とその周辺のゴミの量は非常に多く、初日公演の夜には、なんと約20tものゴミが残されていた。ゴミ収集担当会社は、公演があった2日間、社員総出で翌日未明まで業務に当たっていたという。
同社ベテラン社員のTさんは、「ゴミ収集を20年も生業としているが、こんな大量のゴミを見たのは初めてだ。旧正月イベントやサッカーの国際大会でも、ここまで酷くはない」と語った。
なお、初日公演では直前まで雨が降っていたため、多くの来場者が使い捨てのレインコートを着用していたが、帰宅時に持ち帰らず、路上などに捨てていた。