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ワシントンD.C.の裁判所は10月末、ベトナム滞在中にベトナム人少年にわいせつ行為を働いたとして、米国国籍のジョセフ・リッキー・パーク=Joseph Ricky Park被告(別名:ジョセフ・デマシ=Joseph Demasi、男:67歳)に禁固108か月の判決を下した。
パーク被告は、ベトナム滞在中に英語教師として複数の少年と知り合う中で、2015年1月に3人の少年を自宅マンションに招き、このうち1人(当時11歳)にわいせつ行為を働いた。
被害を受けた少年はその後、在ホーチミン米国総領事館でベトナム公安省と米国国土安全保障省(DHS)傘下の国土安全保障調査部(HSI)による事情聴取に参加し、同事件に関する情報を提供。被告は2016年2月、HSIによって滞在先のグアムで逮捕された。
同被告には、未成年者に対する傷害や性的暴行で複数の前科があり、再犯の可能性が高いことから、ワシントンD.C.の裁判所は、同被告に対し、禁固108か月の判決を言い渡した上で、刑期を終えた後も一生自宅軟禁とすることを決定した。