(C) tuoitre 写真の拡大. |
ホーチミン市6区10街区で2日夜、若い警察官が社会的隔離措置のパトロール中に殉職した。
新型コロナ第4波による感染拡大が続くホーチミン市では7月26日から、新型コロナ対策として、毎日午後18時から翌朝6時までの時間帯に市民の外出を禁止している。
10街区の新型コロナ対策作業部会のパトロール隊は同日午後9時ごろ、道路でバイクを運転する男性フア・ハン・ボーさん(27歳)を発見し呼び止めた。男性は指示に従い一旦はバイクを止めたが、身分証明書を提示できなかったため、警察官が署まで同行するよう求めた。
すると、男性は突然スピードを上げて逃走。パトロール隊の男性警察官(29歳)がバイクで追跡したが、バイクの前方部を強く蹴られてコントロールを失い、民家の壁に衝突。警察官は病院に救急搬送されたが、同日夜に死亡した。
男性は現場から逃走していたが、同日中に警察署に自首して逮捕された。警察は引き続き同事件の捜査を進めている。