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東南部地方タイニン省ゴーザウ郡フオックタイン村(xa Phuoc Thanh, huyen Go Dau)に住むD・V・Pさん(男性)は9日午前、自宅の庭にある池で2体分の人骨を発見し、慌てて警察に届け出た。
通報を受けて現場に駆け付けた警察が、現場検証と周辺住居の立ち入り検査を行った結果、Pさんの隣人であるC・T・C・Vさん(女性・63歳)宅の縁側から、さらに7体分の人骨が見つかった。
事情聴取を受けたVさんは、「池で発見された2体分の人骨は、夫が転売目的で5~6年前にダクラク省(南中部高原地方)で購入したもの。自宅の縁側で見つかった7体分については何も知らない」と語った。
Vさんの夫D・V・Xさんは約1年前に他界。人骨を1億VND(約48万円)で購入したい人がいるという話を聞いた夫がダクラク省まで仕入れに行ったが、結局、買い手が見つからず、Vさんが夫の死後に2体分の人骨を近くの池に捨てたのだという。
地元当局の責任者によると、Xさんは生前、ベトナムとカンボジアの国境付近での遺骨探索で生計を立てていた。同省警察は公安省刑事科学研究所(C09)と協力して捜査を進めている。