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東南部地方ビンズオン省バウバン郡フンホア村にある住宅で15日に樹脂性給水タンク2本からコンクリート詰めされた人間の遺体が見つかった事件で、同省警察は16日、遺体は男性2人のものだったことを明らかにした。
遺体はいずれも腐敗が進んでおらず、死亡したのは最近だったと推測されている。
2つの給水タンクのうち、寝室に置かれていた方にコンクリート詰めされた遺体は約30~35歳、身長1.7mで、3本の歯が抜けていた。全裸で毛布に包まれた状態でコンクリート詰めされていた。
一方、警察が現場周辺を調べた際に近くの芝生に捨てられていた円柱形のコンクリートの塊から発見された別の遺体は約35歳、身長約1.61mで、黒いフード付きの上着とダークブルーのジャージを身につけており、茶(腐敗を防止するためとみられる)と共に給水タンクに入れられていた。給水タンクの表面はセメントで塗られていた。
第一発見者は、N・T・Hさん(同郡在住)から最近この住宅を購入したN・M・Vさん(タンウエン郡在住)。Vさんは15日に住宅の引渡しを受け、家を片付けにきた際、中にコンクリートが詰まった給水タンクが寝室に置かれているのを発見した。
Hさんは最近までタインという女性にこの住宅を賃貸していたという。同事件について、ビンズオン省警察は国民に対して情報提供を呼びかけている。