(C) zing |
ホーチミン市の刑事警察は10日未明、同市12区タントイニャット街区チュオンチン(Truong Chinh)通りにあるカラオケ店「XOファラオーン(XO Pharaon)」の立ち入り検査を実施した。
警察隊が店内を捜査した結果、大量の麻薬を押収し、麻薬使用の疑いで男女約100人(うち女性約40人)を警察署に連行した。
カラオケ店「XO Pharaon」は同市で人気の店の一つで、6階建てで大人数の収容が可能な大規模店舗だ。店内には最新式のカラオケ機器を設置したスタイリッシュな客室15室がある。
同店のオーナーであるチャン・ゴック・フック容疑者(男・36歳)も麻薬に関する容疑を持たれて逮捕された。同容疑者は常に派手なゴールドの装飾品を身につけており、「ベトナムで最も多くのゴールドを身につける男」として知られている。
フック容疑者が所有するゴールドのアイテムには、ゴールドめっきの高級車や、巨大なネックレスや指輪、キャップなどが含まれる。身につけるアイテムの総重量はなんと20kgにも達すると推定される。「あとはゴールドの服が欲しい」と発言しているが、これを入手することなく御用となった。