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東南部地方ビンズオン省トゥアンアン町ビンチュアン街区を走るミーフオック・タンバン環状道路で5日、所有者不明の牛1頭がトラックの下敷きになって死亡し、多くの近隣住民が事故に乗じて路上で牛を解体して持ち帰るという出来事が発生した。
現場に大挙した近隣住民らは、包丁やはさみなどを手に持ち車道の真ん中で牛の死体を解体。トラックやコンテナが行き来する道路で、行く手をふさがれた多くの車両がこの「解体場」を避けるため、スピードを落として通行しなければならなかった。
牛を解体する現場の様子を撮影した動画がフェイスブック(Facebook)に投稿され、大きな話題になっている。これについて同町警察は、「町民から通報を受けて出動したが、現場に着くと牛は既に解体された後だった」と述べた。