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ホーチミン市1区警察は22日、南中部高原地方ダクラク省出身で住所不定のグエン・バン・ヒエン容疑者(男・32歳)を窃盗容疑で逮捕した。同容疑者は、今年9月に同区中心部に位置するドゥックバー(聖母マリア)教会に侵入し寄付金(献金)を盗もうとした疑いで同区警察に逮捕され行政処分を受けている。
警察によると、同容疑者は22日早朝、同区ベンゲー街区ハイバーチュン通り115番地にある教育研究所の敷地内の店舗に侵入し、金品を盗もうとしていたところ、同研究所の警備員から通報を受けて現場に駆けつけた警察に現行犯逮捕された。
同容疑者は警察の取り調べに対し、聖母マリア教会に侵入し逮捕された後も11月下旬と12月上旬に2回の窃盗を働いたと供述している。
聖母マリア教会侵入事件の際、同容疑者は失業中で、故郷へ帰るための金が欲しかったと供述。教会から盗まれたものが確認できなかったため、警察は同容疑者に150万VND(約8060円)の罰金を科すと共に、矯正教育のため同市労働傷病兵社会局に身柄を引き渡した。しかし、釈放後も帰省せず、窃盗を繰り返していた。