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ホーチミン市8区警察はこのほど、同市を訪れた外国人観光客をマッサージに誘って罠にかけ、金品を奪うなどの行為を繰り返していた疑いでチャン・ティ・ゴック・ザウ容疑者(女:41歳)とその仲間の女(19歳)と男(23歳)を逮捕した。警察は引き続き、この犯罪グループの残党の行方を追っている。27日付グオイドゥアティンが報じた。
ザウ容疑者の供述によると、1区ファムグーラオ通りで外国人の男性観光客と話すうちに彼らがマッサージ好きだということ知り、騙して金品を奪うことを思い付いたという。その後仲間を探してグループを作り、犯罪計画を練った。
筋書きは、ザウ容疑者が外国人をマッサージに誘ってラブホテルなどに連れ出し、仲間の女がマッサージをしている間に金品を奪うというもの。しかし、警察を装って部屋に踏み込み外国人がおろおろする間に金品を奪ったケースや、ホテル従業員と結託して外国人の部屋に押し入って暴力を振るい金品を強奪したケースもあった。
ザウ容疑者の一味は、逮捕されるまでに10件の犯行を繰り返していたことを認めた。1区でカモとなる客を見つけ、8区に連れて来て罠にかけるケースが7件を占めている。被害者のうち少なくとも2人は日本人だという。